共産党都議団・都議会民進党が委員長に
東京都議会経済・港湾委員会の柴崎幹男委員長(自民党)が、8日に予定していた中央卸売市場の事務事業質疑を一方的に中止決定したことに対して、日本共産党都議団と都議会民進党は2日、柴崎委員長に抗議するとともに、理事会と委員会を予定通り開催するよう要請しました。
同委員会は、8日に豊洲新市場問題をはじめ中央卸売市場の質疑を予定していました。しかし、柴崎委員長は1日、理事会も開かずに「8日の理事会・委員会は中止することを申し合わせした」と各委員に通知しました。
要請した共産党の尾崎あや子理事、かち佳代子委員、民進党の中山ひろゆき理事、島田幸成委員の4氏は、中止決定について「私たちは了承していません」「日程の変更については、理事会を開いて確認すべき問題であり、私たちは理事会の開催を要求しました」と批判。委員長が理事会も開かずに一方的に中止を通知したことは委員長の独断であり、認めることはできないと厳しく抗議しています。
(「しんぶん赤旗」2016年11月4日付より)