去年の安保法制(戦争法)反対の行動の中でつながった元シールズのメンバーや学者、弁護士などが去年12月に発足させた市民のためのシンクタンク「ReDEMOS(リデモス)」は25日夜、東京都内で「女性の活躍ってなに?―ぶっちゃけ何でこんなに男性と女性の差がまだあるの?」をテーマにしたイベントを行いました。
若者を中心に120人が参加。日本共産党からは池内さおり衆院議員がパネリストとして出席し、三浦まり上智大学教授らと、ジェンダー平等や女性の性暴力問題などについて意見交換しました。
「この社会に存在する制度の問題と現状」をテーマにした1部では、男女の賃金格差が依然として大きい問題や、選択的夫婦別姓制度について市民と行政・裁判所に認識のギャップがあることなどが語られました。
2部のトークセッション「この社会の女性イメージって?」に出演した池内氏は「(男女間の対立ではなく)弱いものをたたく構造的な差別問題として、政治を変えていくことが大事」などと発言しました。
民進党からは福山哲郎参院議員が出席しました。
(「しんぶん赤旗」2016年11月27日付より)