「非核の政府を求める会」の結成30周年記念てい談は、核兵器「違法化」へと市民社会が歴史を動かすなか、タイムリーで、実に愉快なものとなりました。
顔ぶれは、元自民党員で宮城県議の佐々木功悦さん、被爆3世で「ヒバクシャ国際署名」キャンペーンリーダー・元SEALDsメンバーの林田光弘さん、被爆2世で国会議員の私。この異色なコラボが、日本の新しい時代の始まりを実感させます。
佐々木さんは、町長時代から非核自治体宣言を広げてきた体験から「世界の流れに逆らう被爆国政府は理解しがたい。核兵器禁止と戦争法廃止・立憲主義回復は同じ道筋。野党と市民の共闘で安倍政権をかえるのが早道」とキッパリ。
林田さんは、何と非核の会結成後に長崎で生まれた24歳。「人間の尊厳を奪うのが核兵器。草の根の力で、私たちが日本政府をかえる」と熱弁。
政府の核兵器禁止条約反対の態度に憤激が高まる今、安倍政権の打倒で非核の政府をと固い握手を交わしました。
(「しんぶん赤旗」2016年12月10日付より)