日本共産党東京都議団は16日、豊洲新市場予定地(江東区)の地下水モニタリング最終調査で高濃度のベンゼンやシアン化合物、ヒ素などが検出された問題で、都議会豊洲市場問題特別委員会をただちに開くよう、山崎一輝委員長(自民党)あてに申し入れました。
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申し入れでは、予定地の観測井戸201カ所中、環境基準の最高79倍のベンゼンをはじめ、72カ所で環境基準を超えたのは「異常な事態」だと指摘。特別委で調査結果と専門家会議の内容について報告を受け、必要な資料を請求し、早急に質疑を行うよう求めました。
申し入れ後の記者会見で尾崎あや子都議は「都民や市場関係者から驚きの声があがっている。きちんと議論する場をただちに開くべきだ」と述べました。
(「しんぶん赤旗」2017年1月17日付より)