商店街や働く人を守る
年始に、地元台東区の商店街をごあいさつで訪問しました。
「店を閉めることになった」「あのお店が閉店した」というお話が次々と飛び出しました。じつは、私の実家の料理店も正月明けに閉店しました。
地元の商店街は、物心つく前から親しまれてきたお店がどんどん少なくなってきました。シャッターで閉ざされた小さな店が多くなる一方で、繁華街では大手のチェーン店が目立ちます。
長年、台東区の街のにぎわいや住民のコミュニティを支えてきたのは、中小企業、個人事業でした。にぎわいを取り戻すために地域に根差した焦点を応援し、人と人が出会う場所としての商店街を活性化させていかなければなりません。
私は非正規労働者として、最低賃金ギリギリの賃金で、残業代が支払われない職場で働いてきました。長時間労働、低賃金、それを強いるこの社会は正常でしょうか?
ブラックな働き方を強いる政治から、働く人が尊重される政治へ。この東京から変える決意で都議会議員選挙に挑戦します。商店街と働くものを守る、ぬくもりのある都政を実現するために、全力を尽くします。
小柳しげる(こやなぎ・茂) 法政大学卒。演出家をめざした後、書店勤務を経て党地区勤務員。党台東地区都政対策委員長。44歳。
(「しんぶん赤旗」2017年2月12日付より)