《北区議団》国保料値上げやめて 区長に申し入れ

花川区長(右から4人目)に要請書を手わたす、日本共産党北区議団=6日、東京都北区

花川区長(右から4人目)に要請書を手わたす、日本共産党北区議団=6日、東京都北区

日本共産党北区議団は6日、国民健康保険料を値上げしないことなどを求めて、花山與惣太区長に緊急の申し入れをしました。

1月16日の東京特別区長会と翌日の区長会役員会で、2017年度の特別区国保料改定案が示されたことを受けたものです。改定案は、金額、率とも5年間で最大の値上げ幅。北区でも1人あたりの平均保険料が年11万2656円となり、前年比では都の7252円を上回る7430円の値上げとなることが、26日の北区国保運営協議会で示されています。

共産党区議団は、申し入れで、「国民皆保険制度の下で、医療費が払えないなどの理由で必要な医療が受けられない状況があってはならない」ことなどを指摘し、保険料を値上げせず、国や都にも働きかけ、区独自の減免も実施することなどを要請しました。

花川区長は「区長会では異論が続出した。私も値上げに反対した」と語りました。

(「しんぶん赤旗」2017年2月12日付より)

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