ものづくりの街 元気に
私は生まれ育った墨田区を安心して暮らせる元気な街にしたいと都政に挑戦します。
墨田区は、中小企業、小規模事業所の多い「ものづくりの街」です。私の祖父も旋盤加工の工場を経営し、地域経済を支えてきました。大小さまざまな商店街がにぎわい、子どもの頃はよく母と買い物をしたのが楽しい思い出です。
いま「ものづくりの街」が姿を変えようとしています。業者の数は最盛期の3分の1程度に減り、商店街もシャッターが下りているお店が目立ちます。
私は、都政で中小企業振興基本条例を実現し、地域経済をあたため、75歳以上の医療費無料化などくらし応援の都政改革をすすめます。子育てでつながったママ・パパから「3年連続で認可保育園に落ち、仕事を辞めようか悩んでいる」などの声を聞いてきました。区内でも600人を超えるお子さんが認可保育園に入れていません。
「困難な現実を変えていこう」と一緒に活動してきた多くの皆さんと手を取り合い、必ず墨田区から24年ぶりの日本共産党の議席を奪還する決意です。
伊藤大気(いとう・だいき) 阿佐ヶ谷美術専門学校卒。民青同盟東京都委員会専従を経て、共産党都委員会に勤務。墨田区の「放射能から子どもを守る会」代表など、市民運動にかかわる。党地区都政対策委員長。38歳
(「しんぶん赤旗」2017年2月18日付より)