豊洲・暮らし・憲法で自公を追い詰めよう
日本共産党東京都委員会と同全都後援会は9日、都議選勝利をめざす全都・党と後援会の決起集会を都内で開きました。小池晃書記局長が「都議選での日本共産党の勝利は、都政の闇を暴き、国政を変えていく力。必ず勝利しよう」と呼びかけ、若林義春都委員長が「豊洲、暮らし、憲法で自民党、公明党を追い詰め、共産党の風を全都に巻き起こそう」と訴えました。あぜ上三和子都議(江東区)、原のり子東久留米市議(北多摩4区)が決意表明。都議候補が壇上に勢ぞろいし、「がんばろう」を参加者と三唱しました。
小池書記局長・若林都委員長訴え
小池氏は、同日の参院予算委員会での安倍晋三首相との9条改憲をめぐる論戦を振り返り、「安倍自公政権は憲法を踏みにじり、戦争する国への暴走を続けている」と告発。「世論調査でも9条改憲反対は賛成の2倍以上。国民多数が求めていない改憲を、期限を区切り、押し付けるやり方は断じて許されない」と批判しました。
若林氏は「安倍首相は都議選を前にして3年以内に9条を改憲することを打ち出した。日本共産党の躍進で、9条改憲ノーの痛烈な審判を下そう」と切り出し、「党躍進の都民的意義を全有権者規模に広げ切ろう」と呼びかけました。
豊洲問題に関する宣伝パネルを掲げた若林氏は、「自民党の『豊洲は科学的・法的に安全』論は容易に突き崩せる」と強調。「自公によるニセ情報は真実の光を当てれば崩せる。多くの都民が『迷っている』状況を、大規模な宣伝と対話で変えよう」と訴えました。
また暮らし・福祉の分野で、日本共産党の値打ちを示すことが、支持を広げるカギとなると提起。「豊洲で切り込み、都民要求で支持を固めよう」と力を込め、5月を宣伝戦でも組織戦でも局面打開をはかる一大転機にすることを呼びかけました。
(「しんぶん赤旗」2017年5月11日付より)