東京都議選(6月23日告示、7月2日投票)で日本共産党の河野ゆりえ都議の必勝を目指して、14日に江戸川区の西葛西駅前で開かれた日本共産党街頭演説での河野ゆりえ都議の訴えを紹介します
河野都議の訴え(要旨)
4年前に議席を回復し、共産党は全都で17議席を実現。議案提案権を再び手にすることができました。この4年間、議案提案権を使い、都民要望実現へ、16回の条例提案を行いました。
都民の運動と世論、私たちの活動が結び、4年間で認可保育園の定員を5万3千人分増やすことができました。特別養護老人ホームも4万4700人分の増設が進んでいます。
でも、まだまだ希望がかなわない方がいらっしゃいます。引き続き議席を確保し、みなさんの願い実現の戦闘に立たせてください。
中央卸売市場は、いったん開設すれば長きにわたり使い続ける都民の台所です。食と命の安全を守る役割を果たせる市場をつくらなければなりません。
私自身の目で確かめてきた豊洲新市場の汚染のすさまじさを多くの方に知っていただきたい。そして、食の安全を守る市場づくりに力を尽くして頑張りたい。
豊洲移転をきっぱり中止し、築地市場再整備を公約に掲げる共産党の私を、都議会に送り出してください。
豊洲の危険 共感広がる
志位和夫委員長、河野都議の訴えに、若者が足を止め、手を振っていくなど注目が集まりました。
河野都議が演説後に区民らと握手すると、「頑張ってください」「ひとりでもたくさんの人に声をかけます」と声がかかりました。
80代の女性は「志位さんの丁寧な説明で、豊洲の新市場予定地が汚れている理由がよくわかりました。石炭を蒸し焼きにしていたガス工場の跡地では危険ですね」と納得。「私の利用しているデイサービスの施設がなくなります。ぜひ介護施設の増設などを実現してほしい」と強調しました。
築地市場の豊洲移転をきっぱり中止し、現在地で再整備する共産党の提案を聞いた男性は、「この前、都民ファーストの会の宣伝スタッフに『豊洲の問題はどうなっているの。態度をはっきりさせて』と聞いたら、『まだ分からに。そう言われても困る』と言っていた。そんないいかげんなことではだめだ」とうなづきました。
20代の女性は「9条改憲発言について国会で追及を受けて、不真面目な答弁をする安倍首相は許せません。都議電では、『憲法を瞳のように大切に』と訴えている河野さんに頑張ってもらい、保育園増設などにも力を入れてほしい」と話しました。
3歳の子どもを連れた30代の女性は「子どものことを考えると、築地市場を残してほしいし、憲法を守って平和な社会にしたい」と感想を語りました。
(「しんぶん赤旗」2017年5月16日付より)