9条守るため勝ち抜く
きょうは、どうしてもいいたいことがあります。それは、「共謀罪」法案を必ず廃案に追い込むということです。衆院法務委員会で強行採決された19日の夜、私も国会正門前抗議に駆けつけました。ものをいわせない社会、互いに監視しあう社会にする、現代版治安維持法を絶対に通すわけにはいきません。
安倍首相は、2020年に憲法9条を変える、自衛隊を明記する、とまでいっています。この流れにストップをかけるのは、まさに、今です。
命と平和を守ることが、政治でもっとも大事にしなければならないことです。今度の都議選で、都政を刷新し、そして安倍政権退場の審判を下したい。そのためには、この2人区で、必ず風穴をあける必要があります。そして、それはできると思っています。
私には、農業者の恩人がいます。18年前、東久留米市議になったときに、農業者の集まりの輪に入れて下さった方です。「戦争だけはぜっていやってはだめだという保守なんだ」というその恩人は、「安倍政権はだめだ」「石原都政時代に戻ってはいけない」「小池知事がどうがんばるかは未知数」など、いろいろなことを話してくださいました。こういう方々に「こんどは原のり子」と思っていただけるように頑張りたい。
厳しい選挙ですが、こうした良心的な保守の方々、また、無党派のみなさんとも力をあわせることができれば、必ず勝ち抜けると確信しています。そのために頑張り抜きます。
(「しんぶん赤旗」2017年5月24日付より、訴えは5月20日・清瀬市より)