あきる野市議選(定数21、立候補23人)が11日投開票され、日本共産党の、たばたあずみ(42)、山根とみえ(72)=以上現=、松本ゆき子(65)=新=の3氏全員が当選し、現有3議席を確保しました。
3候補は、コミュニティバスの拡充や国民健康保険税の値下げ、安部暴走政治ストップを訴えました。
日本共産党候補の開票結果は次の通りです。
あきる野市議選開票結果 (定数21―立候補23)
当 たばたあずみ 42 共現 1226票⑰
当 山根とみえ 72 共現 1195票⑲
当 松本ゆき子 65 共新 1166票⑳
議席占有率 14.29%(改選前と同じ)
(投票率52.26%)
「るのバス」増便ぜひ 当選3氏が決意
11日投開票された東京都あきる野市議選で、日本共産党のたばたあずみ、山根とみえ、勇退する戸沢ひろゆき市議の議席を引き継ぐ松本ゆき子の3氏全員が当選し、現有3議席を確保することができました。
市議選の最大の争点となったのは、市内を1台だけで走る「るのバス」(コミュニティーバス)の増便問題でした。いっかんして「1台しかない『るのバス』を3台に増やして、1時間に1本の運行を」と求めてきた日本共産党に対し、自民・公明の候補は「お金がないから無理」などとして、「車が運転できなくなると買い物にも困る」と訴える切実な市民の願いに冷たく背を向けました。
市議選をたたかった山根氏は、「今回ほど市民のくらしが追い込まれていると実感したことはありませんでした」と述べました。街頭宣伝をすると、知らない方までが道まで出てきて「共産党がんばっているのはわかるけど、どうしても『るのバス』を3台に増やしてください」と懇願されたこともありました。また、安倍政権が憲法9条の破壊を狙っていること、国政を私物化していることが許せないと訴えると大きな反響がありました。
山根氏は「選挙戦で掲げた『るのバス』増便、国保税の引き下げなど、一日も早く実現するために3人で力をあわせてがんばります」と今後の決意を語りました。
(「しんぶん赤旗」2017年6月13日付より)