東京都議選(23日告示、7月2日投票)で日本共産党の躍進を必ずと10日夜、日野市の市民会館で小池晃書記局長を迎えた演説会が開かれました。「日本共産党、中野あきと候補の勝利で、暴走する安倍政権に退場の審判を下そう」と訴える小池氏に、満場の聴衆は大きな拍手と「そうだ」の声でこたえました。
中野候補を応援する市民応援団のメンバーがずらりと登壇。「中野さんを都議会に送り給付制奨学金を実現したい」「これまで共産党を支持してこなかった人にも中野さんの支持を広げたい」などと決意を語りました。
無所属の有賀精一日野市議は「誠実、信頼に足る中野さんに必ず勝ってほしい。頑張りましょう」と激励。駆けつけた自由党東京都連の渡辺浩一郎会長(元衆院議員)は「安倍改憲を阻止するための前哨戦として、中野さんにぜひ勝ってもらいたい。勝つために私も、ともに頑張る」と力を込めました。
中野候補は「市民の願いに応え、役立つ都政、一人ひとりの尊厳を守ることを一番の仕事とする本当の都政を実現したい。市民と野党の共同の議席を実現させてほしい」と述べました。
小池氏は「加計学園」問題や共謀罪、改憲、問題など、安倍政権の暴走を告発。「今度の都議選で、日本共産党の議席を増やせるかどうかに、日本の未来がかかっている。未来に責任を負わない安倍政権に審判を下そう」と呼びかけると、「いいぞ」「頑張ろう」の声と割れんばかりの拍手が起こりました。
初めて共産党の講演を聞いた女性(70代)は「日野市に暮らして50年、ずっと自民党を応援し、選挙カーにも乗ってきました。加計学園問題など、もう安倍さんはいや。今回は自民党候補のはがきは捨てました。小池さんの話を聞いてすごくわくわくしました。」と感想を語りました。
(しんぶん赤旗」2017年6月13日付より)