投票まで3週間を切った東京都議選。日本共産党の勝利へ、若者の力でJCP(日本共産党)旋風を起こそうと新宿駅東口で11日、大宣伝が取り組まれました。主催は、日本共産党東京都委員会、日本共産党を応援する青年学生の会・東京ネットワーク。16日までの都議選勝利・宣伝強化期間の一環です。
「給付制奨学金を」「最低賃金時給1500円」―。参加者は、青と黄色でデザインが統一されたプラカードを掲げて、若者向け政策を知らせるビラを配布しました。
ステージの上では「返さなくていい都独自の奨学金制度をつくる日本共産党を、僕は応援します」などと「マイ訴え(自分の言葉で政策を語ること)」をする青年が次々にマイクをにぎりました。
大山とも子(新宿区)、米倉春奈(豊島区)の両都議候補が、若者と山添拓参院議員と街角トークをおこない、社会人1年目の女性は大山候補に「8時間働けば普通に暮らせる社会はどうすればつくれるの」と質問。大山候補は「最低賃金を上げないと、長時間労働になってしまうので時給1500円以上は必要よね」と答え、都ができることとして非正規職員の時給を1500円に向けて引き上げ、「まずは官製ワーキングプアをなくしていく」とのべました。
ビラを受け取った新宿区の男性(24)は「都議選には行きます。家賃補助をしてくれるなら助かるし、奨学金も最賃引き上げも賛成」と話しました。
(しんぶん赤旗」2017年6月13日付より)