「『共謀罪』法を強行した自民、公明両党に、都議選で審判を下しましょう」―。日本共産党の佐藤伸都議候補は同法強行直後の15日朝、通勤客が途切れずに出入りする東京都大田区・JR大森駅東口の街頭から、こう呼びかけました。「内心を処罰し、人権やプライバシー、自由な市民社会を壊す『共謀罪』法の強行は断じて許せません」と訴える佐藤氏。うなずきながらビラを受け取り、手を振って激励するサラリーマンの姿もありました。
佐藤氏は「国会の中では共謀罪に反対する野党の議員が奮闘し、国会の外では多くの市民が集まりました」と強調。「日本共産党は他の野党の皆さんと共闘しながら、引き続き『共謀罪』法廃止の声をあげていきます」と力を込めました。
佐藤氏が訴えた東口の反対側に位置する駅西口では、自公と連携し、「共謀罪」法成立に手を貸した維新の会の候補者が、「維新の会は必要なところを修正し成立させるという考えで臨んだ」と言い訳に終始しました。
(「しんぶん赤旗」2017年6月16日付より)