東京都議選が告示された23日、日本共産党の志位和夫委員長は、品川区(定数4)の白石たみお候補=現=の必勝をめざして同区・JR大井町駅前で街頭演説を行いました。志位氏が、認可保育園や特別養護老人ホームの増設などでがんばってきた白石候補について「品川、東京にとって『宝の議席』です。必ず勝利をかちとらせてください」と訴えると、聴衆は大きな拍手と歓声で応えました。
白石候補は「品川区民の生活を根こそぎ奪う大問題が横たわっている」と切り出し、羽田空港増便に伴う低空飛行の新ルート計画について「東京タワーよりも低い高さで、巨大旅客機が1時間に44便飛んでいく。騒音、落下物や墜落事故の危険性、大気汚染など、区民の生活が根こそぎ奪われる」と指摘。「自公は推進派で、『都民ファーストの会』も推進を明確に打ち出した。『都民ファースト』の『都民』の中に品川区民が入っていないのは明らかだ。新ルート撤回の願いを会派や立場の違いを超えて共産党に」と力を込めました。
演説後、「たみお、たみお」とコールが起こり、勝利への熱気に包まれました。
(「しんぶん赤旗」2017年6月24日付より)