情勢大激変 勝利つかもう 最終盤、共産党が総力

各党とも国選選挙なみに重視する都議選(定数127)は2日、投票日を迎えます。

憲法改悪、加計学園問題、「共謀罪」法の採決強行など、安倍晋三・自公政権に対する批判が高まっています。国政でも都政の問題でも自民、公明と正面対決する日本共産党への期待が広がりをみせ、どの選挙区も情勢大激変です。日本共産党は、志位和夫委員長をはじめとする幹部が連日、候補の応援に入り訴えています。「最後の最後まで頑張ったものが勝利をつかめます。どうかご支持の輪を広げに広げてください」

 

都議選2日投票

都議選ラストサンデーの6月25日、各党とも幹部が応援に入り、総力戦となりました。
日本共産党の志位和夫委員長は、日野市(定数2)の中野あきと=新=、八王子市(同5)の清水ひで子=現=、北多摩4区(同2)の原のり子=新=各候補の押し上げを訴えました。どの会場も通行人の足が止まり、人の輪が広がり熱気があふれました。

西武線清瀬駅前でも、人垣が幾重にもでき、駅につながるデッキにも足を止めて訴えを聞く人が相次ぎました。志位委員長は「勝機が見えてきた」とし、「森友」「加計」疑惑や「共謀罪」法の強行など、国政の私物化が目に余る安倍自公政権の暴走政治に審判を下そうと呼びかけると、大きな拍手が起きました。

志位委員長は、小池百合子知事が打ち出した築地市場の豊洲移転の基本方針について、「小池知事が『食の安全・安心『築地ブランドを守る』というなら、豊洲移転の方針を再検討すべきだ」と指摘。「移転は中止し、築地再整備の道を市場業者のみなさんと協議すべきです」と主張しました。
志位委員長はまた、「まっとうな都政を取り戻そう」とのべ、99年から2.6倍に引き上げられた国民健康保険料(税)をただちに一人1万円引き下げることや、認可保育園を9万人分増設、特別養護老人ホーム2万人分増設、シルバーパスの改善などの公約を紹介。
実現するための「財源と実績の2つの裏付けがある」とのべ、「日本共産党の大躍進で都政に福祉の心を取り戻そう」と熱く訴えました。
どの選挙区も自民、公明、都民ファなどとの、しのぎを削る争いとなっています。自民党は逆風への危機感をバネに組織の締め付けを強め、公明党は共産党への口汚い攻撃と「大丈夫論」を振りまいています。都民ファは小池知事を前面に立て、反自民票の取り込みにやっきです。

 

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