30日に日本共産党の志位和夫委員長が東京都議選で駆け巡った北多摩4区、北多摩1区、立川市、日野市、北区の5選挙区では党候補が「大激戦です。何としても勝たせてください」と必勝を訴えました。
定数2を有力4氏で争う北多摩4区。東久留米市・滝山団地センターで、原のり子候補=新=は「この都議選で一人ひとりが意思表示することが大切です。平和を守ることができる、政治は変えられるという結果を一緒につくりましょう」と訴え。宮本徹衆院議員が応援に立ちました。
有力5氏が争う北多摩1区(定数3)では、東大和市・イトーヨーカドー前で、尾崎あや子候補=現=が「築地市場の豊洲移転中止を、都議会でどうしてもやり遂げたい」「知事が出した(豊洲移転の)基本方針をもう一度検討することを強く求めていきたい」と訴えました。
立川駅前では定数2を4人で争うなか、浅川修一候補=元=は「都議選で、私たち都民が、憲法9条を守ろうという声を大きく上げようではありませんか。それを正面から訴えているのは共産党です」と支持を呼びかけました。
定数2を4人で争う日野市。多摩平の森イオンモール前で、中野あきと候補=新=は「自民党現職と横一線の大激戦と伝えられています。何としても、市民に身近で役に立つ都議として働かせてください」と訴えました。
野党共同の力で必勝への決意が語られた北区の十条駅前。宣伝カーをとりまくようにぎっしり詰めかけた聴衆を前に、6期目をめざす、そねはじめ候補=現=は「党派を超えて応援いただきたい。安倍暴走ストップの期待に必ず応えます」「福祉で東京が全国トップを走っていたかつての東京都政を取り戻す」と訴えました。
街頭演説では、自由党の山本太郎共同代表が応援演説し、同党の青木愛参院議員からも応援メッセージが寄せられました。
新社会党の福田光一区議は「そねさんこそが野党共闘を前進させる要になる」と力説。全労連・東京中央市場労働組合の中澤誠委員長、日本共産党の池内さおり衆院議員が応援に駆けつけました。
(「しんぶん赤旗」2017年7月1日付より)