日本共産党の田村智子副委員長(参院議員)は1日、東京足立区のJR北千住駅西口前で街頭演説し、総選挙での共産党の躍進と野党共闘の勝利を訴えました。衆院解散・総選挙で風雲急を告げる事態の中、演説に足を止める聴衆は膨れあがり、周囲のデッキや歩道を埋めました。
田村氏は、小池百合子都知事が立ち上げた「希望の党」は改憲や安保法制=戦争法などでも「自民党政治と変わらない」と強調し、「負けるわけにはいかない」と力強く表明しました。
“私は「希望の党」には行かない”という民進党候補が続出していると紹介。「そういう方々とは、日本共産党は力を合わせていきたい」と話しました。
田村氏が「安倍政権と真っ向から対決し、市民と野党の共闘を裏切らない日本共産党が大きく伸びることこそ政治を変える希望ではないでしょうか」と呼びかけ、聴衆から「そうだ」との声と大きな拍手が送られました。
そぶえ元希衆院東京13区候補も「絶対に戦争だけは起こさせない。これが政治に携わるものの責任だ」と述べ、“比例は共産党に”と呼びかけました。