日本共産党の笠井亮政策委員長・衆院東京比例候補は9月30日、東京都大田区のJR蒲田駅西口で街頭演説し、「総選挙で共産党を伸ばしに伸ばして、5年間の安倍暴走政治に審判を」と訴えました。
笠井氏は、北朝鮮核ミサイル問題で安倍政権が対話解決を否定していることにふれ、「絶対に戦争の道は取ってはならない」と力説。国連の経済制裁と一体で、外交的解決を提起する日本共産党の立場を示しました。
笠井氏は、小池百合子都知事が代表を務める「希望の党」について、小池氏が憲法「改正」や安保法制に反対する人を新党に入れる気は「さらさらない」と明言したことを示し、「自民党政治に変わる旗印がなく、丸ごと安倍政治を引き継ぐのがこの党。いま政党とは何かが問われている。立憲主義を守れと、市民と野党の共闘を進めてきた日本共産党を大きくしてほしい」と呼びかけました。
演説を聞いた大田区の70代女性は「強行採決を繰り返して民主主義を壊し、思うままに政治を進めてきた安倍政権を倒さなきゃと思っていました。笠井さんの話を聞いて、共産党を伸ばさなきゃと思いました」と話していました。