東京都中野区の中野駅前で7日、10日公示(22日投票)の総選挙での勝利を目指して日本共産党の駅頭演説がおこなわれました。
衆院東京7区候補だった谷川氏は、前日の会合で「選挙で変える!しぶや・なかの市民連合」(しぶなか市民連合)と長妻昭氏(立憲民主党)と政策協定を結び、長妻氏に統一候補を譲ったことを報告。「安倍政権を退場させる体制は整いました。今後は東京比例候補として、戦争法を廃止し、憲法を守り生かす政府をつくるために、比例での共産党躍進に全力を尽くします」と述べました。
しぶなか市民連合の松井奈穂さんがマイクを握り、「統一候補を擁立できたときには涙が出ました。共産党のみなさん、谷川さんには本当に感謝しています。安倍政権を終わらせるために、必ずこの選挙に勝利しましょう」と訴えました。
中野駅頭には、しぶなか市民連合の市民らもかけつけ、「森友・加計は終わっていない」「みんなのための政治を取り戻す」などのプラカードを掲げて声援を送りました。
笠井氏は、衆院選の289の小選挙区のうち、『市民と野党の共闘』の立場に立つ候補が241の選挙区で一本化されたことを紹介。「共闘のために全力をあげている日本共産党に大きなご支持をお寄せください」と訴えました。
「谷川さんがんばれ!」と大きな声援を送った、しぶなか市民連合の女性は「安倍首相は、核兵器をなくそうと運動していた団体がノーベル平和賞をとっても、一言もコメントしていない。世界から見て、おかしいと思う。安倍政権を終わらせるために比例では共産党を応援します」と語りました。