日本共産党東京比例候補の笠井亮政策委員長(前)と岸たけし比例候補(新)は9日、世田谷区の東急三軒茶屋駅前で演説し、自公政権とその補完勢力を少数に追い込み、改憲を阻止するため、比例では日本共産党への支持をと訴えました。
市民と野党の統一候補の手塚よしお衆院東京5区候補(元)と落合貴之・同6区候補(前)(いずれも立憲民主党公認)とともに訴えました。
笠井氏は、安保法制=戦争法強行などの「憲法破り」や沖縄米軍新基地建設、原発再稼働など国民無視の暴走政治にレッドカードを突き付け、「国民にとって本当の国難を取り除く選挙にしよう」と強調。安保法制容認と改憲賛成の候補を集めた「希望の党」は「失望の党」だと批判し、「比例では日本共産党を伸ばしてください」と訴えつつ、統一候補支持を呼びかけました。「市民連合めぐろ・せたがや」の齋藤優子共同代表は、日本共産党の候補取り下げに「心から感動して、涙があふれて止まらなかった」と訴えました。
5区候補を辞退した宮本栄氏と6区候補から比例候補へと転じてたたかう岸氏は、統一候補勝利に全力を尽くすと表明し、比例での党躍進を訴えました。
手塚氏は、「希望の党」に期待したら実は改憲勢力だったという「トリック」を告発。落合氏は共産党の決断に感謝し「岸さんの思いも背負って国会で働きたい」と述べました。
社民党世田谷総支部代表の羽田圭二世田谷区議も駆け付け、「みなさんと一緒にたたかっていく」と表明しました。