公約実現へ全力~東京比例代表ブロック 4氏の決意と抱負

総選挙をたたかった日本共産党の笠井亮、宮本徹、池内さおり、谷川智行の各氏は23日、新宿駅西口で街頭宣伝し、選挙結果を報告しました。
要旨を紹介します。

共闘の力 自民に肉薄

笠井亮

日本共産党 笠井亮 衆議院議員残念ながら日本共産党は議席を減らしましたが、今度の選挙では2年前の安保法制や憲法改悪、原発再稼働、国政の私物化を許さず、市民の皆さんから「野党は共闘」という激励と期待を受けてたたかってきました。
日本共産党と立憲民主党、社民党による市民と野党の共闘の議席は、希望の党による分断と逆流のなかで、67の選挙区で共闘が実現し、32の選挙区で勝利して38議席から67議席に前進することができました。
自民党の得票数が33%なのに対して、野党共闘の得票率は肉薄する30%となりました。本当にうれしいことだと心から思います。
この力で「安倍政権にさようなら」「暴走政治を許さない」という国民の思いを一緒に実現するために頑張っていきたいと思います。

憲法9条を変えない

宮本徹

日本共産党 宮本徹 衆議院議員

日本共産党 宮本徹 衆議院議員

東京では、議席に届かなかった分も含めて全力で頑張っていく決意です。自民党1強と言いますが、世論の多数が「憲法9条を変えたくない」ことは間違いありません。
日本が戦後72年間戦争に巻き込まれなかったのは、、戦力不保持を定めた日本国憲法があったからです。国民の世論の多数を代弁してスクラムを組み、憲法を守り、そして消費税増税に反対するたたかいを進めていきたいと思います。
これまで、私たちが国民の世論を背にしてたたかうと、負けることを恐れる与党の皆さんが、選挙の前に私たちの主張の側になびく状況がつくられました。
国民のみなさんから託された願い、これをしっかりと受け止めて憲法を守る、平和を守るために頑張っていきたいと思います。

共同の財産 携え前へ

池内さおり

日本共産党 池内さおり 全衆議院議員日本共産党を東京、全国で支えてくださった皆さんに心から感謝を申し上げます。
東京12区では各地からご支援をいただき、市民弁士の方も駆けつけてくださいました。
かつてない市民と野党の共同、この広がりの中でたたかったことは、なによりの財産です。勝ちたかったという悔しさを心に刻み、改めて前に進みたいと思います。
市民と野党が広げてきた信頼、心を通わせてきたこの日々は、必ず将来に生きると確信しています。
新たな国会で憲法や消費税、個人の尊厳など私が掲げてきた公約は、ますます重要になっています。
これまで以上に皆さんの声を力に、私自身を鍛えながら、もっとお役に立てるように公約実現のために力を尽くします。

命を守る政治に全力

谷川智行

日本共産党 谷川智行命を守る医者として、命を守る政治を何よりも実現したい、このことを選挙戦で訴えてきました。
社会保障、命を削る安倍政権の政治、ブラックな働き方を進めて若者たちを追いつめていく政治をなんとしても変えていきたい。
この訴えをさらに前に進めるために、命を守る政治実現のために、これまで以上に全力で頑張っていきたいと思います。
全国で67人の候補を取り下げて、市民と野党の共闘の立場で共同候補の勝利に向けて全力でたたかってきました。
互いの立場の違いを乗り越えて、お互いをリスペクトしあいながら進めてきた市民と野党の共闘、ここにこそ、国民のための新しい政治をつくっていく確かな力があると思います。

(24日付しんぶん赤旗より)

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