原純子衆院東京比例・東京9区候補は、小選挙区で前回比6578票を増やしましたが及ばず、比例でも議席に届きませんでした。
原さんは、9区で野党共闘を求める市民団体「練馬・みんなで選挙(ねりせん)」と政策協定を結び、市民と野党の共同候補となったことで、かつてない共同が生まれました。
原さんは事務所に集まった人々を前に「新しいことばかりの選挙で、道を作っているように感じました。皆さんの決断と粘り強い活動に感謝しています。得られた教訓は、これからの糧になると信じています」と述べました。
市民から「お疲れさま」「ありがとう」「がんばろう!」の声が起こり、しばらくの間、拍手が鳴りやみませんでした。
「ねりせん」共同代表の柏木美恵子さんは、「今回の信頼関係を大きな基礎にして、政治を変える新しい力を生んでいけるのではないか」と述べました。初めて選挙活動にかかわった有田崇浩さん(23)は「9条を守ってくれると感じて共産党を応援しました。主権者として、これからも政治に参加していきたい」と語りました。
(記事は25日付しんぶん赤旗より)