豪華庁舎やめて/利益中心の保育園いや/国保料引き下げを
12日投票の葛飾区議選で、巨額の費用がかかる区庁舎建て替えストップ、区民の暮らし優先を掲げる日本共産党の6候補(中村しんご、三小田准一、中江秀夫、おりかさ明実の現職4氏と、木村ひでこ、樋口まこと、の新人2氏)に区民から期待の声が寄せられています。
区庁舎建て替えに反対する怒りの声とともに、それをストップさせようと奮闘する共産党への期待が高まっています。
おりかさ候補の演説を聞いていた男性(84)は、「青木現区政が区庁舎建替えについて区民に全く説明せず進めようとしていることがわかった。今の区庁舎は十分使えるのに、建て替えで数百億円も使うなんて、こんな計画を進めたら区民が大迷惑する」と語りました。
青砥駅前で木村候補の演説を聞いた保育士の女性(60)は、「現区政が豪華庁舎を作ろうとしているが、施設がぼろぼろの学校が多くあるし、公立保育園を民間に丸投げしようとしているのはひどい。共産党に頑張ってもらわないといけない」と話しました。
保育や国民健康保険料など、暮らしに関わる切実な声を寄せられています。
中村候補の演説を聞いた保育士の女性(63)は、「現区政が狙う区立保育園の民間丸投げを止めてほしい。利益中心の保育園になると、保育の質が低くなってしまう」と話しました。
金町駅前で中江候補の演説を聞いた女性(73)は「国保料が上がって自分も周りの人も生活が苦しい。共産党が提案する国保料1万円引き下げを実現してほしい」と期待を寄せました。
共産党と後援会の宣伝に、ある男性が「おたくたちは共産党か? 共産党だったら信用できる。応援するよ」と声をかけました
別の女性は「児童館、保育園などを廃止するなんて許せない」と受け取ったビラを手にこう語りました。
区議選は、定数40を有力48人が争っています。自民党の新人が立候補する地域では町会から厳しいしめつけがあり、これまで共産党に投票してくれた人が「今回は勘弁してください」と答えるなど、1票を競う激戦の様相となっています。
(11日8日付しんぶん赤旗より)