中野晃一さんを講師に学習会
千代田9条の会と明治大学9条の会は8日夜、「ストップ安倍9条改憲~戦争への道ゆるさぬ行動急ごう」と題して、3000万署名のはずみをつける講演学習会を明治大学(千代田区)で開きました。
講師は、「立憲デモクラシーの会」の呼びかけ人で上智大学教授の中野晃一さん。120人が参加。司会を明治大の学生が務め、「いまの憲法を守ろう」との学生の飛び入り発言もありました。
「平和と人権を希求するオール明治の会」事務局長の黒田兼一教授が閉会あいさつをしました。
3年前、安保関連法=戦争法に反対する運動の中で結成された「安全保障関連法案に反対するオール明治の会」を今年10月1日に、大学を人間性豊かな知の拠点、平和の拠点、国際性のある人権尊重の拠点にする決意をこめて同会に名称を変更したと強調。
「半トランプデモが行われた韓国を見ていると、私たちの運動がもっとがんばらないといけないと痛感します。一緒に頑張りましょう」
中野さんは、政策より「アメリカファースト」などと排外主義的主張で大統領になったトランプ現象など欧米での政治の流れも紹介しながら、今回の総選挙での立憲野党の踏みとどまりと「市民と野党の共闘」の意義を強調しました。
(11/10付しんぶん赤旗より)