自民党の山崎一輝(江東区選出)の政治団体が2016年に、豊洲新市場工事(江東区)や築地市場(中央区)の解体工事を受注した2社から計57万円余の献金を受けていたことが16日、明らかになりました。
都選挙管理委員会が同日公表した政治資金収支報告書によると、山崎氏が代表となっている自民党東京都江東区第33支部は16年9月、豊洲市場青果棟工事を受注したTSUCHIYA(東京本社·江東区)から72,000円、築地市場・水産仲卸売場棟の解体工事を受注(16年9月)した有明興業(本社・江東区)から昨年1月に216,000円の献金を受けました。
山崎氏は豊洲移転を推進し、都議会豊洲市場移転問題特別委員会の委員長を務めてきました。
山崎氏の団体は、10~16年の7年間にTSUCHIYAから計43万円余、有明興業から計122万円余の献金を受けました。
この他、青果棟工事と5街区の土壌汚染対策追加工事を受注した新日本工業(本社・江東区)からも、10~15年にかけて計81万円の献金を受けました。
工事受注3社の献金額は計246万円余に上ります。
豊洲新市場の工事入札を巡っては、大手ゼネコンを中心にした企業グループが予定価格の99%以上で落札し、談合疑惑が問題になっています。
(11/17付しんぶん赤旗より)