先日、「選挙マルシェ」という団体による「若者と選挙」についての各党討論会に参加した時、自民党都議が言いました。
本音が出たな、と思います。
先日の総選挙の投票率は戦後2番目の低さ。戦後最低だったのは2014年ですが、どちらも結果は「自民圧勝」。
安倍政権を支えているのが、この低投票率ともいえます。
だから自民党としては、投票率も、政治への関心も「上がってほしくない」のでしょう。
一方、投票率が7~8割を推移している南米コスタリカでは、平和憲法に基づき常備軍を廃止した後、教育予算を大きく増やしたそうです。
「あなたは愛される権利がある。もし愛されていないと思ったら、憲法違反で訴えることができます」と小学生に教えていて、小学2年生が違憲訴訟を起こした事例もあるという。
選挙マルシェでこの話をしたら参加者から驚きの声が上がりましたが、教育を消費税増税の口実にし、9条改憲に前のめりの安倍首相にこそ知ってほしい話です。
(11/18付しんぶん赤旗より)