吉良よし子参院議員迎え「ブレない日本共産党を語るつどい」
日本共産党の吉良よし子参院議員は26日、東京都杉並区で共産党杉並地区委員会が主催する「ブレない日本共産党を語るつどい」に出席しました。
総選挙後の国会情勢や野党共闘、9条改憲をめぐる安倍政権の動き、共産党がめざす政治の姿などについて語り、「今こそ安倍改憲ノーの声を広げ、ぶれない共産党を大きくしよう」と呼びかけました。吉良議員は、国会に日本共産党の議席があることで、「一人ひとりの小さな声を国会に届けることができる」と強調。
国にブラック企業の企業名を公表させるなど共産党が果たしてきた役割を話し、「国民の苦難軽減を立党の精神とし、めざすべき社会主義・共産主義のあり方を綱領に明記している党だからこそ、ぶれずに民主主義を大切にできる」と語りました。
吉良議員は、安倍政権が狙う憲法9条の改憲案を説明し、その本質が9条1項2項の死文化・空文化にあると指摘。
自衛隊を含め海外で活動する日本人を守ってきたのが今の憲法9条だと強調し、3000万署名など安倍改憲ノーの運動を広げる重要性を訴えました。
会場からは様々な質問が出され、「改憲の見通しをはどうなるのか」との質問に、吉良議員は「自民党が党内の意見を年内にまとめ、改憲案を来年以降の通常国会に提出すれば、通すことができる状態だ。国民投票の前に反対の世論を広げ、改憲の発議をさせない運動が必要だ」と答えました。
また、大企業の不正がなくならないことを問われた吉良議員は、「企業には労働者の暮らしや人生を守る社会的責任がある。ルールを作っていくことが大切だ」と語りました。
共産党について勉強したいと参加したNPO職員の男性(43)は「共産党が政党助成金に頼らず赤旗の収入などで党を支えていることに驚いた。自分も赤旗配達の手伝いなどをしているが、共産党にはこのままぶれずに頑張ってほしい」と話しました。
(11月28日付しんぶん赤旗より)