共産党宣伝に幅広い反響
日本共産党は30日、新宿駅前で毎週木曜定例の、憲法9条改悪に反対する3000万署名(呼びかけ団体「安倍9条改憲NO! 全国市民アクション」)の街頭宣伝を行い、署名への協力を呼びかけました。
本村伸子衆院議員、山添拓参院議員、斉藤まりこ東京都議がマイクで訴え、若者から高齢者まで幅広い人たちが署名しました。
本村議員は「戦争体験者、被爆者の方たちの『戦争はしない』『武器は持たない』という思いがこもった大切な平和憲法を壊させるわけにはいきません」と呼びかけました。山添議員は「安倍首相は『9条に自衛隊を書き込んでも何も変わらない』と言うが、憲法を変えなければできないことがあるからこそ改訂しようとしている」と指摘。
安保法制=戦争法のもと、海外で武器を使い、集団的自衛権を行使する自衛隊を憲法に書き込むことが狙いだと強調し、「その狙いを隠したまま9条を変えるなど断じて許すわけにはいきません」と訴えました。
駆け寄ってペンを握った群馬県の女性(54)は、「夫も子供も戦争に行かせたくない」と語りました。
久しぶりに署名したという新宿区の女性(77)は「安倍首相のやることは信用できない。戦争だけはいや」と力を込めました。
(12月1日付しんぶん赤旗より)