日本共産党の吉良よし子参院議員は13日に都庁で行った記者会見で、2019年参院選東京選挙区(改選数6)で「都民の暮らしと命を守り、安倍政権の暴走に立ち向かう議席を、何としても再び勝ち取りたい」と決意を表明しました。
吉良議員は、2013年参院選での初当選から4年半の議員活動で、公約に掲げたブラック企業根絶、若者の雇用を守る活動に取り組んだことを紹介し、「現場で働く労働者や過労死遺族の声を届け、厚生労働省がブラック企業の企業名を公表するなど政治を動かしてきた。これは私を国会に送りだしてくれた皆さんとともに勝ち取った成果です」と語りました。また、多くの若者が集まる東京で、雇用や学費、保育をはじめ若い世代、子育て世代が抱える様々な問題を取りあげ、「雇用や学費など、困難や将来への不安の声を国政に届ける努力をしてきた。身近な生活を変えることが政治だと訴えたい」と強調。
東京選出の議員として、築地市場の豊洲移転問題や羽田空港の低空飛行問題、東京外環道建設問題をはじめ都民の暮らしを守る論戦を進めてきたと述べました。
吉良議員は、9条改憲や原発再稼働など安倍政権の暴走政治に立ち向かう立場を示し、「参院選で憲法を守り生かす議席を再び勝ち取るために全力を挙げる」と表明しました。
若林義春都委員長は「広範な都民の期待にこたえ多くの実績を挙げてきたかけがえのない議席。参院選で引き続き共産党と、市民と野党の共闘との躍進をめざしてたたかう」と語りました。
会見には大山とも子都議団幹事長も同席しました。
(12月16日付「しんぶん赤旗」より)