17日告示(24日投票)された東京都東久留米市長選と市議補選(定数2)で、「新しい市政を創る会」の桜木よしお市長候補(67)=無新、日本共産党・社民党・自由党推薦=と日本共産党の北村りゅうた市議候補(30)=新=は、東久留米駅前で行った街頭演説で「憲法9条守れの声を地域からあげ、市民参加で平和な街をつくろう」と訴えました。
市長選は桜木候補と現職の並木克己氏(48)=自民党・公明党推薦=の一騎打ち。
桜木氏は、社民党市議を9期務めた経験から、現市長の3年で市のためこみ金を18億円も増やす一方で、ごみ袋の有料化や公立保育園の全廃計画など市民の声に耳を傾けず、市民サービスの削減・負担増を押し付ける現市政を批判。公立保育園全廃計画は市民参加で見直し、有料ごみ袋の値下げや福祉制度の拡充を公約に掲げました。
また、憲法9条を地域から守ることを訴え、市民参加で平和アクションに取り組むと表明しました。
共産党の原のり子都議の後を継いで、桜木氏と力を合わせ、ごみ袋の値下げやコミュニティバスの実現、憲法を守る平和な街づくりに取り組むと述べました。
街頭演説には、日本共産党から田村智子党副委員長・参院議員と宮本徹衆院議員、原都議、党市議団が参加。
田村議員は「平和と民主主義を東久留米から発信する選挙にしよう」と述べました。
また、社民党の吉田忠智党首、立憲民主党の末松義規衆院議員、自由党の渡辺浩一郎都連会長も応援に駆け付け、必勝を訴えました。
合同街宣では、公立保育園の父母らが子どもたちとともに「地域の宝である公立保育園をなくさないで」と呼びかけました。
(12月19日付「しんぶん赤旗より」)