東京都世田谷区で24日、「安倍9条改憲NO! せたがや・準備会」のメンバーらが、3000万署名を集めるクリスマス宣伝を行いました。
約30人の参加者は、歩行者天国でにぎわう商店街でサンタの赤い帽子や、カラフルなオリジナル缶バッジを身に着け「子どもたちへの最高のプレゼントは平和です。日本の平和憲法を生かしましょう」と訴えました。
風船やシャボン玉、手作りクッキーが用意され、1時間半の行動で、83人分の署名が集まりました。同準備会は、2015年の戦争法案反対の運動に立ち上がった個人、団体が国政選挙を経て、安倍政権下の9条改憲を阻止しようと集まったもので、来年1月16日に結成集会を予定しています。
同会呼びかけ人の池上東湖さんは「ツイッターなどのSNS活用や、青年との協力など一回り大きな取り組みができつつあります。
党派を超えた個人の参加をさらに呼びかけ、世田谷区で20万人分の署名を集める目標に挑みたい」と話します。
足を止めた39歳の女性は「改憲はアメリカ主導ですよね。日本は(アメリカから)武器なんて買わずに子育て支援にもっと税金を使ってほしい」。
44歳の女性は「3.11で、まやかしの情報が多いことに気づきました。平和を守っているのは憲法だというのが本当だと思う」と話しながら署名しました。
50歳代の夫婦は「息子にも頼んでみる」と署名用紙を1枚持ち帰りました。
日本共産党の里吉ゆみ都議が参加しました。
(12月25日付「しんぶん赤旗より)