日本民主青年同盟(民青)と日本共産党は8日、東京都渋谷区のJR原宿駅前で新成人へ向けた宣伝を行いました。
成人を迎えた若者や、国会議員らがマイクを握りスピーチ。
参加者は、学費値上げや安倍政権による改憲に反対する3000万署名も取り組み、「力を合わせて政治を変えましょう」と成人式会場へ向かう青年に呼びかけました。民青の亜美(つぐみ)常任委員は、「成人おめでとうございます。奨学金や働き方などで、将来に不安を感じている人も少なくないのではないでしょうか。いま新しい政治のあり方を求めて、多くの人が声をあげています。一緒に一歩踏み出しましょう」と呼びかけました。
成人を迎えた都内の大学に通う女性(20)がマイクを握り、自身も利用している有利子の奨学金制度などをきっかけに、政治について考えるようになったと話しました。
「皆さんも身近な問題から関心を持って、一緒に学んでいきましょう」と呼びかけました。
振り袖姿で友人と待ち合わせをしていた東京都渋谷区の女性(20)は、「公務員になろうと勉強しています。今の世の中がどんな状態なのかなど、もっと政治のことを知りたい。もっと社会のことに関心を持ちたいです」と話しました。
日本共産党の山添拓参院議員がスピーチしました。
学費・奨学金、働き方や安倍政権による改憲の問題を訴え、「さまざまなことに挑戦したいという皆さんの思いを阻む政治があることも事実です。新しい政治をご一緒に切り開いていきましょう」と呼びかけました。
宣伝には、党渋谷区議団全員が参加しました。
(1月9日付「しんぶん赤旗」より)