【新春随想】お茶の間談義 日本中で~笠井亮・衆院議員

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笠井亮・衆議院議員

笠井亮・衆議院議員

正月や法事で親戚・縁者が集まるたび、待っていたとばかり政治を語り出す人がなんと多いことか。

共産党とゆかりもなく、地域の名士や、大企業の「人事課で民青の見張りをした」という人もです。それでも最近は、「しんぶん赤旗」読者も徐々に増え、期待の声も増えています。

この正月は、「(総選挙)で67人おろしても安倍政権に立ち向かったのは立派」「加計疑惑の追及すばらしかった」「敵地攻撃までねらう政権は恐ろしい」の一方、「共産党は名前を変えよ。立憲民主党はわかりやすい」というのです。

ぶれずに頑張ってきた歴史、資本主義を超える未来への理想が込められた名との話に耳を傾けながらも、「あのソ連や中国と重なって損」とも。

私自身、青年時代に世界民青連(本部ブダペスト)で1000日間、旧ソ連とたたかい、「マーロ(悪いやつ)」とあだ名をつけられたが、結局ソ連はニセモノだったと話すと「それこそもっと宣伝すべき」との励ましも。党のつどいそのものです。

「党名を変えろ」が口癖だった父の遺言は、「いまさら赤旗を白旗と変えてもな。どうして共産党かをわかってもらうのが一番」でした。こういうお茶の間談義を日本中で広げなければと強く思った新年でした。

(1月10日付「しんぶん赤旗」より)

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