【新春随想】本物の平和 手渡そう~吉良よし子・参院議員(東京選挙区候補)

吉良よし子参院議員

吉良よし子参院議員

新年は恒例の高尾山・元旦宣伝からスタートしました。

今年、いつもと違ったのは2歳の息子も一緒に行ったこと。

とはいえ、寒いので、私の宣伝中は、お父さんと車の中で待機しながら朝ごはん。目の前のご飯に夢中の息子は「〝マイクでおはなし〟行ってくるね」という母の言葉に、泣きもせず、笑顔で「バイバイ」と送り出してくれました。

そんな息子のおかげで私の世界も広がっています。
そのひとつが絵本。
なかでも最近、感動したのが浜田桂子さんの『へいわってどんなこと?』という絵本です。

「せんそうはしない」「ばくだんなんかおとさない」…すてきな絵と簡潔な文章で「平和」を語るこの絵本は、最後に「(へいわって)ぼくがうまれてよかったっていうこと」「そしてね、きみとぼくはともだちになれるっていうこと」という文で終わります。これこそまさに憲法9条。

「積極平和主義」「平和安全法制」…なんでもかんでも軍事力頼み、圧力一辺倒で憲法を踏みにじり、いま明文改憲に乗り出している安倍首相の言う「平和」とは全く違います。

私は、絵本が語るホンモノの「平和」=憲法9条こそ、未来の世代に手渡したい。2018年、9条を本気で守りぬく年に。

(1月10日付「しんぶん赤旗」より)

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