新宿で日本共産党が定例宣伝
日本共産党は18日、東京・新宿駅西口で安倍9条改憲反対の「3000万署名」の定例街頭宣伝を行い、畑野君枝衆院議員、仁比聡平参院議員、藤田りょう子都議、近藤なつ子新宿区議が参加しました。
畑野議員は、憲法擁護義務のある安倍首相が、4日の年頭記者会見で「憲法のあるべき姿を提示する」と述べたことを批判し、「憲法を守らないこと自体が許されない」と訴えました。
昨年、核兵器禁止条約が国連加盟国の3分の2の賛成で成立した背景に、被爆者の運動をはじめ市民の力があったと指摘し、「市民の力こそ平和を守るとりで。あなたの一筆が国の未来を決めます」と署名を訴えました。
戦後、9条のもとで「一人ひとりの人生を応援し守っていく政治の理念が打ち立てられた。その72年間のかけがえのない重みを壊させるわけにはいかない」と述べました。
「ストップ!安倍改憲」というプラスターの文字が目に入って「思わず署名した」というミュージシャンの男性(31)は「『安倍はやばい』と感じている。戦争が起きるのも参加するのも反対」と話しました。
修学旅行中の男子高校生(1年)は「授業で集団的自衛権の行使は憲法違反だと学んだ。自分たちが戦争に行かされそうで怖い」と言って署名しました。
(1月19日付「しんぶん赤旗」より)