笠井亮衆院議員が講演
日本共産党世田谷地区委員会は20日、2018年新春のつどいを世田谷区で開き、昨年の衆院選で共闘した市民と野党の代表が笠井亮党政策委員長らとともにエールを交換しました。
三田真紀·党地区委員長が主催者を代表してあいさつ。
同区から選出されている立憲民主党の手塚仁雄、落合貴之両衆院議員、社民党東京都連合の羽田圭二代表·区議、「市民連合めぐろ·せたがや」の鈴木国夫共同代表があいさつしました。
手塚氏は「共産党など野党各党が一本化して市民と共闘で選挙できたことが、東京のど真ん中で議席を与えられた勝因。安倍首相は改憲が歴史的使命と言ったが、これを阻止するのが私の歴史的使命」
落合氏も「国政を変えるために自民党を上回る草の根のネットワークをつくって、与党に対峙(たいじ)し、戦後憲法の精神を守らなければならない」
羽田氏は「昨年の選挙が残した多くの教訓を、改憲阻止、3000万署名達成の取り組みにつなげたい」
鈴木氏は「市民と野党の力を一つにして、安倍政権の9条改憲をやめさせるため頑張ろう」と語りました。
保坂展人区長のメッセージも紹介されました。
笠井亮衆院議員は講演で、昨年衆院選の直後に保守の重鎮から「あなた方は一番苦労したが正しいことをした。野党共闘の道を進んでほしい。この財産は必ず報われる」との声をもらったことを紹介。
来年の参院選と統一地方選に向けて、市民と野党の共闘を進めるとともに、共産党自体の力を蓄えていきたいと強調しました。
また、今年は安倍政権の改憲阻止と、米軍新基地建設に反対する「オール沖縄」のたたかいという「負けられない二つのたたかい」に勝利し、「軍拡と社会保障削減、消費税10%増税の安倍政治を転換して、新しい政治をつくるためご一緒に頑張りたい」と表明しました。
(1月22日付「しんぶん赤旗」より)