4月8日告示・15日投開票で行われる練馬区議補欠選挙(定数5)に立候補を予定している のむら説候補の事務所びらきが25日、練馬区桜台で行われました。
22日に降った雪が解けきらないなか、昼・夜あわせて150人の支持者が参加しました。
吉良よし子参院議員も駆けつけ連帯のあいさつ。「都議選では、練馬から立候補したとや英津子さんが自民党の現職を1人落として当選した。今度の区議補選では、のむら説さんが議席を勝ちとって野党共闘を前に進め、安倍政権NOの審判を下しましょう。
練馬区では行革の名のもと保育園民間化、光が丘四中の統廃合、外環道などの大型道路建設が行われ、一方では社会保障・福祉切り捨てという悪政が続いている。これらはすべて国が進めている計画。区民の命・暮らしを守るのが本来の区政の役割だが、練馬区は国の言いなりで悪政を進めている。
のむらさんの当選で練馬区政を切り替えていくことが、安倍政権による暮らし破壊の政治を切り替えていくことにつながる。子育て中のパパとして保育園増設の先頭に立つのむら説さんを区議会に送りだし、区民の切実な要求を届けていただこう」とスピーチ。
また、安倍首相による憲法改悪にも触れ、「安倍首相は平和を連呼しながら憲法を踏みにじっている。憲法に自衛隊を書き込む、軍事力頼みの平和などありえない」「平和を願う国民の希望を打ち砕いてきた」と批判。
最後に、自分の子どもに読み聞かせている絵本「へいわって どんなこと?」の中身をしっとりと読み上げました。 へいわって、ぼくが生まれて良かったっていうこと
きみが生まれて良かったっていうこと
そしてね、きみとぼくは ともだちになれるっていうこと
「これこそが目指すべき平和」と語る吉良議員の言葉に来場者は聞き入り、「平和を謳う9条守れの声をこぞってのむら説さんに」の締めで盛大な拍手を送っていました。
坂尻まさゆき区議が練馬区議団を代表して挨拶に立ち、国の悪政がそのまま区政に持ち込まれ、介護や教育の現場で働く皆さんが苦しめられている現状を告発。
「今度の補選は有力9人が争う厳しいたたかいになるが、(とや英津子都議が抜けて5人になった)区議団を補選で6人に増やし、さらに来年の本選で7人にしたい」と抱負を語りました。元前進座の俳優・嵐圭史氏は居住が練馬というよしみで応援に駆けつけ、「のむらさんにはなかなかオーラがある。ぜひ頑張っていただきたい」とエールを送り、「赤ひげ」でのセリフを披露。大きな拍手を送られていました。
最後にスピーチに立ったのむら説候補は「とや英津子都議とともに有権者訪問をするなかで、区民の皆さんの厳しい暮らしぶりを垣間見た。憲法25条に『健康で文化的な最低限の生活を保障する』とあるが、この「最低限」の数字を引き上げていくことが、我々の重要な仕事だと実感した。
とや議員のバトンを必ず引き継ぐ覚悟。議席を引き継ぐだけでなく、とや議員が長年に渡って行ってきた地域の方々への献身、そして、培われてきた信頼をも同じ水準で引き継いでいきたい。どうぞ皆さんのお力をお貸し下さい」と、支持を訴えました。
事務所びらきは昼の部・夜の部に分けて行われ、島田拓区議(区議団団長)、有馬豊区議(区議団幹事長)、米沢ちひろ区議、薬師辰哉区議もそれぞれの部に参加しました。
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