「調布飛行場問題を考える市民の会」は26日、東京都の調布市役所内で市と懇談しました。
市民の会からは、昨年の11月に都が住民説明会で示した安全対策や救済制度について進展がないことへの不満や、住民の意見を途に伝えるとともに、自家用機の飛行禁止を都に強く要請するよう求めました。
市は要求を都に伝え、今後も懇談を継続していく姿勢を示しました。
市民の会側は、「住民説明会で出された方針は、自家用機の飛行再開が前面に出されている印象がある」と質問。
市担当者は「市として不足を感じるが、安全対策や救済制度についてしっかり実行するよう都にに申し入れる」と回答しました。
市民の会のメンバーが、「(今後も)自家用機の飛行はやめてほしい」「自家用機撤去について都は具体的な案を出していない」と訴えたのに対し、市は「皆さんと同じだ」という認識を示しました。
懇談には日本共産党の雨宮幸男市議が同席しました。
(1月30日付「しんぶん赤旗」より)