東京都の築地市場(中央区)の移転先となる豊洲市場(江東区)の整備が、当初予定の2015年度中に完了しなかったとして、都は26日、国に交付金約20億円を返還する方針を明らかにしました。
加算金約4憶円を含めた24億円を今年度中に納付します。
豊洲整備で都は計208億円の国庫交付金を受けています。2015年度中に完成予定でしたが、検査が長引き2016年5月までずれ込んだため、国は2016年度の2カ月分について返還を求めました。
都は、2016年度3月時点で本体工事は終わっていたため、整備は期限内に済んでいた認識だったと説明しています。
(1月30日付「しんぶん赤旗」より)