日本共産党の小池晃書記局長は3日、東京都日野市で開かれた党演説会で、市議選(11日告示・18日投票、定数24)で共産党の5人全員の当選を勝ち取り「日野から安倍9条改憲にストップをかけ、市民の暮らしを守る市政を」と訴えました。
市議選をたたかう大高哲史、清水とし子、ちかざわ美樹=以上現職=、中野あきと=前職=、岡田じゅん子=新人=の5予定候補が「値上げ・有料化大計画は許さない。なんとしても5人を市議会に送り出してください」と決意を表明しました。
小池書記局長らの演説に、会場を埋めた参加者から拍手と「頼むよ」の声が掛かりました。
小池書記局長は「今年最大の課題は憲法改悪を許すかどうかだ」と強調。
「安倍首相が憲法に書き込もうとしているのは、安保法制で地球の裏側まで行って戦争する自衛隊だ。海外で制約なく戦争できるようにする改憲を許すわけにはいかない」と力説しました。
日野市政に触れ、現市政が狙う、市民生活のあらゆる分野に及ぶ値上げ・有料化計画を許すかどうかが市議選の最大の争点だと指摘。
東京で一番高額の家庭用ごみ袋のさらなる値上げや、国民健康保険税と保育料の値上げ、地区センターの有料化などの負担増計画を告発しました。
認可保育所の増設やミニバスの拡充、学校トイレ改修など、市政を動かしてきた党市議団の実績を紹介。
「共産党の5人の全員当選で、値上げ・有料化計画にストップをかけ、市民の要求を実現し、さらに充実させよう」と力を込め、大きな拍手に包まれました。
自由党都連会長の渡辺浩一郎氏、弁護士の窪田之喜氏があいさつ。
安保関連法に反対するママの会@日野の星野さなえ氏が応援のスピーチをしました。