18日告示 広く共同へ
東京都町田市長選が2月18日告示、25日投票で行われます。「市民プラス野党の共闘で、安保法制廃止、立憲主義回復、安倍政権にかわる政権をつくろう」と超党派で活動してきた「まちだ市民連合」は9日、記者会見し、木原のぶよし氏(無所属・日本共産党推薦)の推薦を決定したことを発表しました。
鈴木剛事務局長(弁護士)が、超党派の市民が主体となり、町田市長選挙に際して三つの合意事項を提起し、木原氏とかわべ康太郎氏(市議・民進党離党)を対象に、公開討論会や、一本化交渉を行ってきた経過を報告しました。
このなかで、合意事項と共闘路線に全面的な賛意を示した木原氏に対し、かわべ氏が市民連合の提起した合意事項への署名をしなかったことなどを指摘。「市政に関する基本事項について一致できない」と判断し、唯一合致する木原氏の推薦を決めたと説明しました。
同席した木原のぶよし氏は、「市民連合の推薦を心から歓迎します」と述べました。
「石阪市政・反自公の票が割れるのでは」との記者からの問いに対し、「まちだ市民連合の他に、日本共産党、『立憲民主党を支持する町田市民の会』が推薦してくれ、さらに他の立憲野党にも推薦を依頼し検討していただいている。〝市民と野党の共同候補〟としてがんばりたい」と決意を語りました。
また、市長選について、「大型開発推進・市民負担増路線の他の2人と、中学校全員給食や年金で入れる特養ホームの実現など、市民の暮らし第一の市政をかかげる私のたたかいになる」と答えました。
(「しんぶん赤旗」2018年2月11日付より)