日本共産党の小池晃書記局長は15日、東京都日野市の京王線高幡不動駅前で、日野市議選(18日投票、定数24)の大高哲史、清水とし子、ちかざわ美樹=以上現=、中野あきと=前=、岡田じゅん子=新=の5人の候補とともに演説し、5人全員の勝利を訴えました。
駅頭に鈴なりになった聴衆から弁士らの訴えに、拍手や「そうだ」などの合いの手が起こりました。
小池晃書記局長は、市議選の最大の争点は、東京一高いごみ袋の値上げをはじめ市民生活のあらゆる分野に及ぶ値上げ、有料化を盛り込んだ市の「行革」計画を許すかどうかだと指摘。自民、公明の候補がごみ袋値上げ計画を隠して選挙をやり過ごそうとしていることを批判し、「値上げ計画ストップには共産党の5人の当選がどうしても必要」と訴えました。
市立病院初診料・分娩料の値上げストップ、認可保育園増設計画、ミニバス増便や国保税の値上げ2年連続阻止――など、共産党市議団の抜群の実績を紹介。2016年度の国保税値上げ中止を求める市民の請願に自民、公明、民進系、生活者ネットが反対して値上げを強行したことに触れ、「こういう議員がいくら増えても暮らしは守れない」と強調しました。
告示日に応援に入った自民党参院議員が「市民の身近な場で憲法改正を支えるのが市議。ここで前進しないと憲法改正はない」と述べていたことに触れ、「9条改憲を進める足場にするための自民の議席増を許してはならない。共産党の5人全員当選で日野から改憲を止めよう」と呼びかけました。
(2月16日付「しんぶん赤旗」より)