東京都日野市議選(定数24、立候補33人)は18日投開票されます。
日本共産党は大高哲史(44)、清水とし子(55)、ちかざわ美樹(53)=以上現=、中野あきと(49)=前=、岡田じゅん子(44)=新=の5候補の勝利で、「憲法改悪に反対の声を示し、東京一高い家庭ごみ袋料金の値上げなど市民負担増をやめさせよう」と全力を挙げています。
15日に小池晃書記局長を迎えて行った街頭演説では、演説を聞いた男性(77)が「北朝鮮問題で他国が(北朝鮮との)対話に触れているのに、安倍首相が(米韓)軍事演習をけしかけているのは、おかしい」と、 憲法を守る共産党への期待を表明。
別の男性も「23区に住んでいた時は、家庭ごみは無料だったのに、日野市は高過ぎる。さらに値上げするのをやめさせるため、頑張って5人を当選させたい」と語りました。
共産党と後援会が取り組む市民との対話では、「家族が多いから、ごみ袋値上げは深刻です」と党への期待の声が寄せられる一方、「期日前投票で他党に入れてきた」と話す人や、共産党支持者に創価学会員が「投票は決まった?」と声をかけてくるなど激しく票を競り合っています。
議席増を狙う自民党系や、公明党、希望の党・連合系などは、家庭ごみ袋料金や国民健康保険税の値上げ、地区センター有料化などを盛り込んだ「第5次行革」計画にほおかむりし、「ごみ袋値上げは共産党の真っ赤なうそ」とのデマ攻撃を行っています。
共産党ポスターを貼った家の前で「この家はうそのポスターを貼っている」と宣伝するなど、異様な動きを強めています。
共産党と後援会は 「自民系、公明、希望、連合系など改憲勢力値上げ計画を進める市長の推薦を受ける候補に負けるわけにいかない」と強調。
数票の僅差で競り負けた過去の市議選の例も示して対話・支持を進めています。
笠井亮衆議院議員が訴え
日本共産党の笠井亮衆院議員は16日、国会から東京都日野市の豊田駅前、高幡不動駅前に駆け付け、「一票を争う大激戦。暮らしと憲法を守る大高、清水、ちかざわ、中野、岡田の日本共産党の5議席を必ず実現してほしい」と訴えました。笠井議員はこの中で、9条改憲を狙う自民党が市議会での議席増を狙っていることを指摘。
「改憲の流れにゴーサインを出すかストップをかけるかが問われている選挙戦。9条改憲ストップの声を共産党の5議席に託してほしい」と呼びかけました。
(2月17日付「しんぶん赤旗」より)