東京都町田市議選(定数36、立候補44人)が18日告示(25日投票)され、日本共産党の とのむら健一(63)、細野りゅう子(63)、佐々木とも子(62)、渡場さとし(52)=以上現=、田中美穂(35)=新=の5候補が「共産党5人全員当選と木原のぶよし市長の誕生で、中学校全員給食の実現を。憲法9条を守れの声あげよう」と訴えました。
市議選は、共産党の他、自民党12人、公明党6人、立憲民主党2人、生活者ネット2人、民進党1人、都民ファーストの会1人など計44人が立候補する大激戦です。共産党の5候補は、現市政が自民・公明ら与党とともに、大型開発を推進する一方で、市民負担増・公共施設の廃止を計画していることを批判。
「大型開発に使うお金があるなら、中学校での全員給食を、年金で入れる特養ホームを、シルバーパスの改善を実現しよう」と訴えています。
市議会で自公らが「改憲議論の推進」を求める決議を可決したにもかかわらず、応援に入った公明党国会議員が「憲法を争点にするのは間違いだ」と語り、中学校給食について「給食センター方式」の実施を言い出すなど、共産党の論戦が情勢を動かしています。
鶴川駅前で訴えを聞いた男性(55)は「安倍政権が秘密保護法や安保法制など軍事国家に向かって進もうとしている。この危険な流れを共産党などに阻止してほしい」と話しました。
(2月20日付「しんぶん赤旗」より)