都知事施政方針を受け
日本共産党東京都議団の大山とも子幹事長は、21日に開会した都議会での小池百合子知事の施政方針表明を受けてマスコミの取材に応え、築地市場(中央区)の豊洲(江東区)移転について知事の「公約違反は許さず、食の安全・安心を守り、築地市場の再整備のため、徹底的にただしていく」と述べました。
大山議員は、小池知事が豊洲移転を「業界団体と合意した」と述べたことについて「市場で働いている多くの方たちは合意も納得もしていない」と指摘。
土壌汚染問題などの「課題が解決したかのような言い方だが、ごまかしだ」と批判しました。
大山議員はまた、特養ホームの整備目標引き上げ、住宅耐震化助成の対象地域拡大などは評価。
国民健康保険料の都独自の補助は重要な前進だが、6年間の激変緩和では不十分で、充実させるために力を尽くすと述べました。
(2月22日付「しんぶん赤旗」より)