小雨の中、子や孫の未来を思う高齢者らが「戦後70年の日本の平和を守ってきたのが憲法9条。この9条を私たちが守るときです」と語り、署名に応じました。
宣伝には、宮本岳志衆院議員、井上哲士参院議員、河野ゆりえ東京都議、沢田あゆみ新宿区議が参加。
宮本議員は、自衛隊を憲法に明記して、戦力不保持を定めた9条2項をなきものにする安倍改憲の危険を指摘し、「みんなで力をあわせて何としても安倍改憲にストップをかけよう。3000万人の声を国会にとどけてほしい」と訴えました。
井上議員は、安倍首相が憲法に自衛隊を書き込んでも「何も変わらない」と国民を欺いているが、書き込まれるのは違憲の安保法制=戦争法で米国とともに海外で武力行使する自衛隊だと強調。
「9条を守り生かそうという平和への願いを署名に託してほしい」と呼びかけました。
「戦争中は食べ物がなくて本当に苦しかったことを今も覚えています」と話す80歳の女性が署名。
「自分の将来を自由に考えるべき若いひとたちが戦争に連れて行かれるなんて許せません。安倍首相はもう政治の場から身をひいてほしい」と語りました。
(2月23日付「しんぶん赤旗」より)