「9条の会・あきしま」の小柴康男氏が、横田基地の現状とオスプレイの危険性について報告。
航空自衛隊航空総隊司令部の移設や、日米ガイドライン、安保法制の制定などで米軍と自衛隊の一体化が進む中、米特殊部隊が使用するCVオスプレイの配備が計画されている横田基地は米軍の新しい戦争の前線基地・訓練拠点に変貌していると指摘しました。
同時に沖縄に配備され、横田基地にも飛来しているMVオスプレイが相次ぐ事故や修理部品の不足などで運用できない機体が増え、その改装のためにCVオスプレイの配備も遅れていると述べ、配備撤回へ運動を広げる重要性を語りました。
「横田基地撤去を求める東京・西多摩の会」の寉田(つるた) 一忠・事務局長は、昨年12月の沖縄のオスプレイ墜落事故など、横田基地に飛来していた米軍機が事故を起こしている実態を告発。
「いつ何時、基地周辺で同じことが起きるかわからない。CVオスプレイは夜間の低空飛行など危険な訓練が予定されている。絶対に配備を許してはいけない」と強調しました。
(2月23日付「しんぶん赤旗」より)