日本共産党の吉良よし子、山添拓両参院議員は9日、東京・新宿駅西口で緊急街頭宣伝し、森友文書「改ざん」問題や「働き方改革」などをそれぞれ語り、「安倍政権の悪政をただすために力を合わせよう」と呼びかけました。
吉良議員は、財務省前理財局長の佐川宣寿(のぶひさ)国税庁長官が辞任するとの報道にふれ、「辞任で済ませられる問題ではない。佐川氏は国会で真相を語る必要がある」と強調しました。また吉良氏議員は、安倍政権の狙う「働き方改革」は「ブラックな働き方を合法化するものだ」と批判。
「国民をだまして恥じないどころか、国民の命と暮らし、平和までを壊そうとする安倍政権の政治をこれ以上許すわけにはいかない」と力を込めました。
山添議員は「文書の『改ざん』問題は、政府が国民をだまそうとしている大問題だ」と指摘。
「与野党を超えて政府に正しい資料を示させることが国会の責任だ」と強調し、「日本共産党は野党各党と共同して、安倍政権に代わる新しい政治を目指し頑張る」と訴えました。
両議員の訴えを最後まで聞いていた女性(40)は「『働き方改革』でも『森友』問題でも、安倍政権はとにかくやり方がひどい。これだけ国民をだまし、命を大切にしない政治はかつてなかったのではないか。いいかげんにしてほしい」と憤りました。
(2018年3月10日付「しんぶん赤旗」より)