曽根都議は、シルバーパスは高齢者の移動と社会参加の保障に大きな役割を果たしていると強調。
石原都政のもとで制度改悪され利用率が4割台まで低下していると指摘し、「この利用率を引き上げて、できるだけ多くの高齢者が使えるよう負担の軽減や対象交通機関・対象路線の拡大など制度の充実が必要だ」と迫りました。
梶原洋福祉保健局長は「2018年度予算案で、シルバーパス事業にアンケート費用として約2300万円を計上している」と答えました。
旧優生保護法によって障害のある人たちに対し、強制的に不妊手術が行われていた問題について、曽根都議は徹底した実態把握や国による補償の実現、当事者への謝罪など必要な手だてを求めました。
小池百合子知事は「本人の同意を得ず不妊手術が強制的に行われてきたことは、大きな人権侵害」と指論。国では超党派の国会議員連盟を中心に議論されていることに触れ、国は「大きな方針を出してほしい」と述ペ、都としても、関連する文書など改めて調査する意向を表明しました。
(2018年3月17日付「しんぶん赤旗」より)